ソーラー・風力発電保護リレー試験器(MVF-1形)のお知らせ

太陽光設備(ソーラー発電設備)が普及しており、そのメンテナンスについても
試験現場からのお問い合わせが多くなってきております。
比較的規模の大きな設備では、系統連系による売電を行う為、発電品質を一定以上に保つ必要があり、
「電圧(OVR・UVR)」や「周波数(OFR・UFR)」といった通常の需要設備には用いられない継電器が
備えられます。

但し、特殊な事例としてパネルから発電されたDC電源をACに変換させるPCS(パワーコンディショナー)に、
この継電器が内蔵されている場合がありますが、この場合に内蔵された継電器には試験用の端子が設けられて
おりませんので、現場試験が出来ない場合があります。



■ 対象試験器
MVF-1 形 電圧・周波数リレーテスタ
OVR・UVR・OFR・UFR用試験器
■ 仕様
出力形態 単相2線  単相3線  三相3線
出力電圧 AC 0〜300V  容量 各相25VA
周波数出力 単相2線  単相3線  三相3線
可変周波数 40.00Hz〜70.00Hz
■ 対象試験継電器
過電圧継電器 (単相・三相/OVR)
不足電圧継電器 (単相・三相/UVR)
過周波数継電器 (単相・三相/OFR)
不足周波数継電器 (単相・三相/UFR)
地絡電圧継電器 (OVGR)
電圧反相継電器
電圧欠相継電器
■ ソーラー発電設備のパワーコンディショナーの試験可否について

◆パワーコンディショナーに試験端子(電圧入力・トリップ)がないものに
 ついては、試験をすることができません。
 ※ 自家用電気工作物への連携を行う場合であっても、一般家庭用のパワー
   コンディショナーを連結させている場合には、試験端子のないために
   試験ができません。
 ※ この様なタイプでは、基本的に設備メーカーでしか点検をすることが
   出来ません。
   パワーコンディショナーの試験可否については、設備メーカーまで
   お問い合わせください。
◆MVF-1形の出力容量は、各相25VA(三相では75VA)ですので、
 誘導円板形保護継電器のものについても定格の範囲内で試験が可能です。
(75VA以上の継電器については、過負荷となり試験ができません)
◆低圧(50kW未満)や自家消費用のソーラー発電設備には、これらの
 継電器が不要なので、本器の試験対象外となります。
 ※ 発電設備の場合には、地絡検出を電圧で行う為に地絡過電圧継電器
   (OVGR)が使用されますが、この継電器の試験は本器でも可能です。
 ※ 単独運転検出機能試験(RPR)は、本器では試験ができません。

ご利用に際して操作方法がご不明な場合は

営業本部 04-2934-3671 までお問い合わせください。